世界一周の日の意味・由来とは?
1967年のこの日に日本航空の世界一周路線が開通したことが由来。世界一周路線とは、同一の航空会社が運行する飛行機が空港を出発し、各国の空港を経由しながら地球を一周し、再び出発地に戻ってくる定期路線を指します。当時の路線は、東京から出発し→香港→バンコク→ニューデリー→テヘラン→カイロ→ローマ→フランクフルトまたはパリ→ロンドン→ニューヨーク→サンフランシスコ→ホノルル→東京という地球を西回りするルートでした。
さまざまな理由からこの路線は5年で廃止となってしまいましたが、現在はアライアンスを活かして乗り継ぐことで世界一周は可能です。
世界一周航空券とは?
一般的には出発地点から太平洋と大西洋を1回ずつ渡り、再び出発地点に戻ってくる航空券のことを指します。
東西いずれかの一方向に進行することが原則的に定められており、途中から逆戻りすることはできません。
以前は、航空券が束になったものが発行されましたが、現在はeチケットの普及によって、普段の飛行機を利用するときと同じようにA4サイズの旅程表のような形になりました。
世界一周の定義
太平洋と大西洋、それぞれを渡って出発地点の空港に戻ってくることを指します。そのため、多くの人々がイメージとしてもっている、アメリカ大陸、ユーラシア大陸、アフリカ大陸などそれぞれの大陸を制覇して移動するなど、何十か国も周遊するものではないことがポイントです。例えば、アメリカとフランスを一度の旅行で訪問する場合でも方向が同じなら、世界一周航空券とみなされるケースもあります。