7回目の世界一周 ポルトガルのクロワッサンはなぜ黄色い?

はい、食いしん坊よしこです。

ポルトガルがよく見かける黄色いパン。

クロワッサンと書いてある

え?これがクロワッサン?黄色くない?

そしてポルトガル名物、エッグタルトも黄色い

Geminiに聞いてみた

ポルトガルの**エッグタルト(パステル・デ・ナタ)や、その他多くの黄色い修道院菓子(ドース・コンヴェントゥアル)**が、卵の黄身をたっぷり使うようになった背景には、修道院での特別な事情があったという説が有力です。

🥚 修道院での卵白の使用と黄身の余剰

• 洗濯の糊付け: かつての修道院では、修道服やシーツなどの洗濯物の糊付けに卵白が大量に使われていました。卵白が衣類をパリッとさせる糊の役割を果たしていました。

• ワインの清澄化: また、ワインの不純物を取り除く清澄化のプロセスにも卵白が使われていたという説もあります。

• 余った卵黄の活用: このように卵白だけが多量に使われた結果、卵の黄身が大量に余ってしまうことになりました。この黄身を無駄にしないために、砂糖と組み合わせて作られ始めたのが、卵黄をふんだんに使ったお菓子、すなわち修道院菓子(エッグタルトなど)のルーツだとされています。

💛 ポルトガル菓子が黄色い理由

ポルトガルのお菓子に鮮やかな黄色のものが多いのは、この**「卵黄を大量に使う」**という修道院の伝統が起源となっているからです。

📚 エッグタルトの発祥

特にエッグタルト(パステル・デ・ナタ)は、リスボンにあるジェロニモス修道院で19世紀初頭に考案されたとされています。修道院の閉鎖後、その秘密のレシピが近隣の洋菓子店「パステイス・デ・ベレン」に受け継がれ、今に至るまで国民的なお菓子として愛されています。

したがって、「卵の白身で洗濯したから黄身が余った」という話は、ポルトガルの伝統的な修道院菓子が誕生した経緯として広く知られ、信じられている説です。

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