今年の夏、福岡からヘルシンキに飛んだフィンエアーの中で見て感動した。
Based on true events. 真実の物語。
ここに至るまでもどれだけの苦難の話があったことだろう。
シネプレックス小倉でも感動。評判が良いだけあって観客もいっぱい。
黒人で女性で、差別に胸が痛む。
でも、こぎみいい。しなやかに、したたかに権利を獲得していく。
理解がある少数のボスに励まされ前に進む。
コンピューターの導入への対策をいち早く考えて、
逆手に取り仕事を獲得していく姿に、今のAI対策を考えさせられる。
管理職に昇進した黒人女性に、白人女性が名前にミセスをつけて話すシーンに感動。やっと対等になったんだ。呼び名にも差別がある。
前向きに、しなやかに、頑張る女性の姿は勇気を与える。
大きなスクリーンで見るとまた違う。セリフも聞き取りやすくヒヤリングの練習にもオススメの作品。
《作品紹介》
監督:
テッド・メルフィー
主演:
タラジ・P・ヘンソン/オクタヴィア・スペンサー/ジャネール・モネイ/キルスティン・ダンスト/ケビン・コスナー
1961年、ヴァージニア州にあるNASAのラングレー研究所では、優秀な黒人女性たちが“計算手”として働いていた。管理職への昇進を目指しているリーダー格のドロシー、エンジニアを志しているメアリー、そして幼い頃から数学の天才少女と見なされていたキャサリンの3人は、有人宇宙飛行を達成させるマーキュリー計画に貢献していた。しかし、黒人、まして女性への差別がまだ強かった時代、3人には“偏見”という大きなハードルがあった。それでも3人は自分の夢に向かって生きていく。