上行結腸憩室炎で5日間入院しました!

熱は下がったものの、
火曜からスキューバダイビングするのに、
大丈夫かなぁ。
念のために那覇の内科に行った。
保険証を持って来なかったが、何とかなるだろう。

スマホのメモに記録していた熱の状態の話をした。

金曜の夜、飛行機に乗った後寒気がして
ホテルに着いて体温計借りて計ったら38.3度。

土曜の夜は、38.8度。
ホテルで氷枕借り冷えピタもらう。

日曜の朝は、37.3度。
羽田空港のラウンジで37.8度、解熱剤をもらい飲む。

月曜の朝は、36.8度。
お腹は押せば痛い感じ。

インフルエンザ検査、血液検査、尿検査とすすむ。

血液検査の結果で、炎症反応がとても高い。

「ダイビングどころじゃない。すぐ帰りなさい。今日中に地元の大きな病院に行きなさい。今日中に行くんですよ!すぐ空港に向かいなさい。」

大腸に小さなポケットができて、
そこが炎症を起こして熱が出て痛んでいるという。

12:40の飛行機に乗った。

5月1日の帰りの飛行機チケットをキャンセルして、
新たに今日の片道チケットを買う。

病気によるキャンセルは手数料がかからないという、ラッキー。

博多から新幹線に乗り、タクシーで自宅へ保険証を取りに行き、荷物を降ろして大きな病院へ。

4時には自宅の近くの総合病院に着いた。

那覇の内科から持たされた紹介状を渡し、
レントゲンや造影剤検査をした。

「位置からすると盲腸か憩室炎だね。
盲腸ならすぐ手術だから」と言われ固まる。

しかし、盲腸ではなく憩室炎だと判明。

「入院して絶食して腸を休ませながら、
抗生物質を点滴しましょう。」

入院ですか!

手ぶらで入院。翌日売店でいろいろ買い揃えた。

もともと痛みも強くなく、絶食だし、
することがない。

長引きそうだし、ウチからいろいろ取ってきたいと先生に頼むと、行っておいでとすんなり外出許可が出て自分の車を運転して帰宅。
病院への戻りはタクシーで。

図書館の本10冊もちこんで、
見晴らしのよい談話室で読書ざんまい。

ダイビング費用もヒルトンリゾートの宿泊代も浮いたしと、個室に移った。
この海も沖縄の海も、海は海だしと
わけわからない言い訳をし、入院生活を楽しむ。

先生も看護師さんも私の世界一周旅行話に興味しんしん。お喋りを楽しむ。

内視鏡検査でも異常ないみたいだし、
熱も一度もでないし、お腹の痛みも弱い。
早く家に帰りたいなぁ

「先生、内視鏡検査の結果は?」
「特に異常なしだね」
「じゃ退院は?」
「出ていいよ。いつにする?」
「では、今日!」
「いいよ」

看護師さんもビックリ。
急に退院が決まり、帰宅後区役所へ那覇の内科の全額支払い分の払い戻し手続きに行った。
銀行口座に戻るのは2.3ヶ月後らしい。

しばらく大人しくしています。

Wikipediaより

大腸憩室症(だいちょうけいしつしょう Diverticulitis)は、大腸の腸管内壁の一部が腸管内圧の上昇などの要因により袋状に腸壁外に突出した憩室が生じている状態をいう。憩室を生じているだけでは何の症候も示さず治療の必要はない。

大腸検査を行うと10%くらいの頻度で見つかる比較的ありふれた病気である。大腸憩室があるだけでは治療の必要はないが、合併症である憩室炎や出血に進展した場合は治療が必要である。また、何度も憩室炎を繰り返すことで大腸が狭窄し癒着を生じるなどして、便やガスの通過に支障をきたしたり、腹部膨満感や便秘が続くなどし大腸内視鏡検査の器具挿入すら困難になる場合がある。

憩室炎
憩室に炎症を生じた状態で、腹痛、腹部膨満感、下痢などの症状を伴い、臨床的には白血球増加やC反応性蛋白(CRP)値の上昇の変化を生じる。

原因は加齢?

大腸内圧の上昇であるが、これは食生活の欧米化で、肉食が増加したことと、それに相反するように食物繊維の摂取が減少したため、便秘、腸管の攣縮が起こりやすくなり、これに伴い腸管内圧の上昇を惹起しやすくなったことである。腸管の内圧の上昇により、大腸壁の筋肉層の脆弱な部分から粘膜が飛びだすことで憩室が発生すると考えられている。

加齢による腸管壁の脆弱化である。このために高齢になるほどに発症リスクは高まる。40歳未満ではまれだが、それ以降は急増し、90歳の人ではほぼ全員に多くの憩室がみられる。

治療法

症状さえなければ憩室がたくさんあっても治療の必要はない。日常生活に特別な制限はないが、繊維分の多い食事を心がけ、便秘を起こさないようにする。繊維質を多く含んだ食事だけで不十分な場合は、ふすまを含む強化食品やメチルセルロース、オオバコ種子などの膨張性薬剤が有効[10]。

憩室炎や憩室周囲炎など炎症を起こしている場合は、放置すると重症化し腹膜炎に進展することがあるために、入院し絶食・輸液・抗生物質による治療が必要。

予防

腸痙攣を起こさないよう、食物繊維を多く含む食物、野菜、果物、全粒穀物などを多く摂り、さらに水分を十分に摂取する。大腸の内容物が増加することで痙攣が減少し、大腸壁内圧力が低下する。憩室に詰まる可能性がある種子類または他の食物を避けるという必要性はない。

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