便利な世の中になったもんだ。
パスポート番号などを登録しておけば、
前日に飛行機のチェックインが済んでしまう。
チェックイン完了しましたメールには、
当日、手荷物優先預かりのカウンターで搭乗券を発行して下さいとある。
シドニービエンナーレ巡りで必要以上に歩き、
(Googleマップ見ても迷う私が悲しい)
疲れたので早めに空港へ向かった。
ビジネスクラス用のラウンジでゆっくりしようと思った。
シドニー国際空港につき、
大きな電光掲示板でチェックインカウンターを確認。
飛行機がでる4時間前だか、カウンターが開いていない。
少し待ったが真っ暗で開く気配はない。
せっかく早く来たのに〜。
ANAのチェックインの機械発見。
どれどれ。
パスポートを読ませ、メールのコードを読み取らせるように絵が描いてある。
いや、まてよ。私はチェックインは終わっているんだよね。
と、言うことはここで待ってなくていいんじゃない?
メールには、手荷物優先カウンターで搭乗券を発行ってあるけど、
預ける荷物はないし、
優先の手荷物チェックの所で搭乗券出してくれないかなぁ。
前に直接優先保安検査場に行って、
搭乗券を発行して持って来てもらったことがあったし。
優先保安検査場に行ってみた。
パスポートを見せて、荷物を通して終わり。
あれ?
ビジネスクラスの方はこちらへと、
出国審査も機械で自動。
パスポートをかざして、カメラを見て顔認証したら終わり。
あれ?
ラウンジは、同じスターアライアンスグループのニュージーランド航空のラウンジを使う。
ラウンジの受付で聞かれた。
搭乗券は?
それが持ってないんです。
どうやってここまできたの?
チェックインはオンラインで終わっています。
カウンターが開いていなかった。
国内便の乗り換え?NO
大きいバッグは?NO
誰も搭乗券のチェックしなかったの?
YES
そんなことがある?
YES
メールの「チェックインが完了しました」
ページを見せてラウンジの受付のパソコンで確認してもらう。
「確かにチェックインは終わっているわね。
ラウンジに入っていいわよ、1時間後にゲートに行ってみたら」とアドバイスをもらう。
1時間後、53ゲートに行ってみると別の航空会社の人しかいない。
やばいっ
搭乗券ないと飛行機乗れないかも?
チェックインが完了しましたメールに問い合わせはこちらがある。
私が入れてるSIMカードは電話もできる契約内容だし、
日本への電話も無制限とSIMカードを売っているスタッフは言ってた。
電話をした。
「この時間は日本の係がお受けします」
転送され日本語で対応。
「入国も、手荷物の検査も全部逆走して出て、チェックインカウンターに戻った方がいいですか?まだ時間あるし」
「シドニー国際空港のカウンターに連絡して折り返し電話します。電話番号をお願いします」
SIMカードを買った時に渡されたカードに貼ってある電話番号を伝える。
53ゲートの前で一人待つ。
10分、15分たっても電話はかかってこない。
10分たって折り返しの電話がなければ、
この番号にもう一度かけてくださいと言っていたので、かけた。
かけても、かけても話し中。
チェックインが完了しましたメールにある番号にかけた。
やはり、転送されるが別の人がでた。
繋がった!
担当者の名前を言うと別の電話にでていると言う。だから話し中なのね。
事情を、説明すると担当者に聞いてきてくれた。
シドニー国際空港のカウンターに連絡して、
そちらから電話することになっているとのこと。
もう一度シドニー国際空港のカウンターに伝えますので、電話をお待ち下さい。
しばらくしてやっと電話がかかってきた。
「ラウンジでゆっくりしようと思って早く来たらカウンターが開いてなくて。開くまで待ってなきゃいけなかったんですよね?すみません」
「いえいえ、どうぞラウンジでお寛ぎ下さい。
カウンターで搭乗券を発行してラウンジにお持ちします。ラウンジでお待ち下さい」
良かった。半泣き(笑)
ラウンジに戻り受付の人に説明。
ANAの人が私の搭乗券を持ってくる。
OK!
ラウンジ内では、入り口に1番近い椅子に座り待つ。
スマホでブログをアップしながら待つ。
待つ。
来やしない。
来ないんですけど。
時間ギリギリまでブログをアップして、
ラウンジ受付へ。
「来ないわね!
もうゲートに行った方がいいわよ。」
お世話になったお礼を言い53ゲートへ。
真っ暗。
え?なんで?飛行機飛んだ?
いやいやまだ時間前だし。
「ANAからお客様のお呼び出しをします。
東京行きにご搭乗の杉野様〜」
「はい!」思わず返事をした。
51ゲート?ゲート変わったの?
走り回って51ゲートへ。
ANAじゃない。
また放送があった。
「杉野様〜50番ゲートへお越し下さい」
「はーい」
走る走る。はーはーぜぃぜぃ。息が上がる。
あった!50番ゲート!
「杉野です!ラウンジで搭乗券まっていたんですが」
「放送を何度も流したのですが、
ラウンジ内では音量を控えているので、
お気づきになりませんでしたか?」
搭乗券をもらう。
「今度こんなことがあったらどうすればよいですか?」
「ゲートに来ていただければ大丈夫ですよ〜」
ANAに国際電話して、
ラウンジの入り口でシンガポール航空の人に何度も説明して、
ゲートを探し走り回って。
え?普通にゲートに来れば良かったの?
どっと疲れた。
息を切らしてビジネスクラスへ。
搭乗券とチェックインが完了しましたメールを
比べると搭乗時間違うし、
ゲートも変更になっていたらしい。
夕飯?夜食?を食べたらバタンキュー
朝早くには、フルーツをリクエスト。
早朝5時半に、無事帰国。眠いっ
羽田空港のカードラウンジで
クロワッサンを食べ、ほっ。
SIMカードを日本で使っていたのに差し替え
スマホも帰国(笑)
ケータイの側面をピンで押すとSIMカード入れが飛び出てくる。
「何かピンありませんか?」
ラウンジの受付でソーイングセットの針をだされても。
「おれるとこわいので、クリップありませんか?
書類をとめるクリップを伸ばして使います。」
受付の人が、どれどれとずーっと見てる。
へぇこうなっているんだって初めて見た様子。
「皆さんどうしてるんでしょうかね?」
「さあ」
その後、スターフライヤーとのANA共同運行便で北九州空港に到着。
空港から小倉駅までノンストップバスで35分、700円。楽チン♫