デンマーク コペンハーゲン コミュニティディナー

デンマークに住む友達に連絡をとった。

「ご飯を元教会で食べない?」
「なんだか面白そうだからそれが良い」

もと教会だった建物をコミュニティホールとして使っている。

平日は80デンマーククローネ=約1500円ほどで夕飯を食べることができる。
レストランに比べると半分か三分の一の値段である。

週末は100デンマーククローネでデザート付き
=約1850円

ヴェスタブロ地区の使われなくなった教会をリノベーションした多目的施設Folkehuset Absalonでは毎日午後5時からコミュニティディナーがある。

これは時間厳守で、大皿で提供される料理はあっという間に各自に取り分けられるから遅刻はできない。

そもそも大人気で毎日満員なので早めの時間から待っていないといけない。もちろんネットからの予約、支払いも可能。

子ども食堂を想像したが、全く違う。
大人のパーティー。
ビンゴはしますか?
入り口で聞かれた。

支払いは事前に友達がネットからしてくれた。
その画面を見せて、受付の人が紙に書いた名簿と付き合わせてチェックしていた。

料理はテーブルごとに取り分ける。
各テーブル2名は料理取りに来てくださいのアナウンスで動く。

社会的なコミュニケーションをとりながらお得にご飯を食べることができる。

パンを切る人、おかずを取り分ける人。
運ぶ人、片付ける人。
もちろん初対面の人ばかり。
料理をとりわけながら自然に会話が生まれる。

友達は席につくなりお隣さんにご挨拶。
アメリカからの旅人だとか。

今や観光はモノからコトへ。

ネットで見つけて1人で初めて参加したという。
両親が台湾の出身とありアジアの話をした。
友人と彼の英語の会話を聞きながら時々参加。
言葉少ない人になった。

写真を撮ってFacebookにアップ。
お互い友達申請。
さすがに共通の友人はいない。

このシステムは人気なのだろう。
100席超える席が満席である。

食事の後、机と椅子を動かしてください。
今夜はソウルナイト!
前のスペースで踊りますとのアナウンスがあった。

踊る?
ノー、マルメに帰る。

コペンハーゲン中央駅まで送ってもらい、
チケットの買い方やホームの見方を教えてもらった。

世界中に住む日本人の友達に会う旅。
楽しい。
住んでるからこその文化のお裾分けが嬉しい。

コミュニティレストラン
ウィキペディアより引用

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