【本】80歳の壁 和田秀樹 幻冬社新書

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なんて良い時代なんでしょう

心に刺さった文を引用します

◆老いを受け入れ、 できることを大事にする  80歳からの人生は、70代とはまるで違ってきます。  昨日までできていたことが今日はできない、という事態に何度も遭遇します

◆80歳を過ぎたら我慢をしない、という生き方です。 「ガンにならないために」と食べたいものを我慢したり、好きなお酒やタバコを控えたりする傾向がありますが、幸齢者は、すでにガンを持っていることが多い。  だったら、ガンにならないための我慢は意味がなくなります。好きなものを食べたり飲んだりしながら生きるほうが、むしろストレスが少なくていい、楽しく生きられるのではないか、と思うのです。

◆我慢を強いられてのストレスフルな生活より、好きなことをして気楽に生きる生活のほうが、免疫力が高まることがわかっています。

◆認知症は病気というより「老化現象」に近いものであり、年を取ると誰にでも起こる症状、というわけです。筋力が衰えて運動ができなくなったり、肌にシワができたり白髪になったりするのと、同じことなのです。

◆体の声を素直に聞く──。80歳を過ぎた幸齢者には、これが一番の健康法です。  人間の体は、じつによくできています。それを信じればいいのです。

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