ドイツの人の優しさにふれて ニュルンベルクのゲルマン国立博物館の帰り道、おもちゃ展示館にて 【58歳350日世界一周旅行】20180929

ニュルンベルクのゲルマン国立博物館の帰り道、おもちゃ展示館を見つけた。
諦めていたのにここにあったんだ!
5時50分
10分だけとか見れないかなぁ
ドアを押すとあいた。
あれ?まだやってる?
展示室のドアを開けようとしたら鍵がかかっていた。
ダメか
階段を上がってみた。
二階の展示にも鍵がかかっていた。
ダメか。
奥の部屋を閉めた係の人とばったり。

「もう、閉まる時間ですよね?」
「いえ、あと10分ありますよ、見ますか?」

「ありがとうございます!」
博物館のパンフレットを指差して、
「これが見たいんです」と言うと

まずここを見てください。
二階へどうぞ
ここにそれがあります。

写真を撮ってもいいですか?
どうぞ。

あなたも写真を撮りますか?

え?ありがとう!

一緒に世界一周の旗持って写真をと
言おうとしたら閉館の鐘が鳴った。

なんどもお礼を言って博物館別館から外へ。

もう閉めていたのに、
開けてくれて案内してくれて、
写真まで撮ってくれて、
優しさが心にしみた。

そして帰り道
グーグルマップ君の言う通り地下鉄の駅へ。

案内板が見やすい。

グーグルマップくん見ながら、
案内見ながら、
なんども確認していたら、
ベンチに座っていた若者が声をかけてきた。

Do you need any help?

グーグルマップくんみせて、
このホームでいいんだよね、
次の電車でいいんだよねと確認。

そうですよ、

ありがとう

お兄さんも同じ電車だった。

降りる時お兄さんはもういないかなと探すと、
こっちを見てにっこり。
ずっと見守っていてくれたんだなぁ。

困っている人に聞かれる前に自分から
何か困ってますか?と声をかけて、
見守って、笑顔で見送る。

なんて優しいんだ。

その後バスへ乗り換えた。
バス停の場所がどうにもわからない。

67番のバスはどこですか?
グーグルマップくん見せながら聞いた。

数字は伝わったようでバスの係の人がドイツ語で一生懸命教えてくれた。
ドイツ語全然分からない。
でも身振り手振りで何となく場所はわかった。
一生懸命さが嬉しいね

ニュルンベルクに着いてすぐ、
ニュルンベルク中央駅のインフォメーションに行った。
「一日券を買いたい。どこで買えますか」
「その券売機で買えますよ。
この表示のところを押して」
ドイツ語オンリー
1とか1dayらしい綴りもない。
うわっ覚えられない
「わかりますか?」
「No」
紙に書いてくれた

券売機に行って、
この通りに一つずつ押していき無事購入。

丁寧な対応が嬉しかった。

ドイツに対する印象、
ドイツ人に対する印象が今日1日ですっかり変わった。
優しさに包まれながら〜♫鼻歌歌いながら宿へ戻った

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